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Haiku OS について

目次

Haiku OS とは

 Haiku OS(はいく・おーえす)について説明する前に、そもそも OS(オペレーティングシステム)とは何か簡単に説明します。一言で言えば、OS というのは、「パソコンの電源を入れて最初に起動するソフト」です。ほとんどの方は、Windows(Vista/XP 等)を OS としてお使いのことと思います。マックユーザーであれば Mac OS(Leopard 等)ですね。最近は Linux も注目されています。Haiku OS もこれらと同じ位置づけになります。

 OS は、パソコンを使う際の縁の下の力持ちです。メモリやハードディスクを使用可能にしたり、ファイルやウィンドウの整理をしたりします。Word や Excel は Windows があるからこそ、動くのです。

 さて、Haiku OS はどんな OS なのか、というところになりますが、現在の特徴を一言で言えば、「シンプルでキビキビと動く無料 OS」となります。Windows Vista を快適に使うためにはメモリは 2GB(2048MB)必要ですが、Haiku OS ならたったの 128MB〜256MB でも快適に動きます。Haiku OS は中身(私たちから見えない部分)がきちんと整理されているので、無駄なく効率的に動作するのです。

 しかし、Haiku OS はまだ正式版になっておらず、開発途上です。Haiku OS が動かないパソコンもありますし、直さなければならないバグもあります。通常は無いと思いますが、パソコンに保存してあるデータが消えてしまう可能性もゼロではありません。利用は自己責任において行わなければいけません。また、日本語の入力・表示は可能ですが、Haiku OS 自体の表示は英語になっています。

Haiku OS のインストール

 Haiku OS を使うには、いくつかやり方があります。以下で簡単に紹介しますので、お好きな方法でどうぞ。

 Haiku OS には、普通のタイプ(gcc2 タイプ)と、gcc4 タイプという 2 種類がありますが、SKY Drive Factory で公開しているツールを使うためには、普通のタイプの Haiku OS を使って下さい。

 Haiku OS は、Windows が動くパソコンであればたいてい動きます。マックでも動くようですが、私はマックユーザーではないので、具体的な状況は分かりません。

USB メモリに Haiku OS をインストールする

 Haiku OS は、USB メモリにインストールして起動することができます。このやり方のメリットとしては、

が挙げられます。

 逆に、デメリットとしては、
が挙げられます。

 大まかな手順は、
  1. Haiku OS 公式サイトから Haiku OS の Raw イメージファイル(haiku-pre-alpha-rXXXXX-raw.zip)をダウンロードする
  2. zip を解凍する
  3. DDforWindows で解凍したイメージファイルを USB メモリに書き込む
  4. パソコンを再起動し、USB メモリから Haiku OS を起動する
となります。具体的な手順は、Haiku OS 利用者が集う日本のサイトである JPBE.net に、DDforWindows の使い方として記されていますので、そちらを参照して下さい。USB メモリに Haiku OS をインストールする際、USB メモリの内容はすべて消去されることに留意してください。

 イメージファイル名の rXXXXX の XXXXX の部分(数字)は、リビジョン番号を表しています。リビジョン番号とはバージョンのようなもので、数字が大きいほど新しいものになります。通常は、なるべく数字が大きいものを選ぶようにしましょう。

 公式サイトで配布している Raw イメージファイルの代わりに、JPBE.net で配布している日本向け設定済みイメージファイル「Basho Live USB 2009」を使うのも良いでしょう。

VMWare で Haiku OS を使う

 VMWare というソフトを利用すれば、Windows の中で Haiku OS を動かすことができます。このやり方のメリットとしては、

が挙げられます。

 逆に、デメリットとしては、
が挙げられます。

 大まかな手順は、
  1. Haiku OS 公式サイトから Haiku OS の VMWare イメージファイル(haiku-pre-alpha-rXXXXX-vm.zip)をダウンロードする
  2. zip を解凍する
  3. VMWare Player をダウンロード、インストールする
  4. VMWare イメージファイルに含まれていた .vmx ファイルをダブルクリックすると VMWare Player が起動し、その中で Haiku OS が起動する
となります。具体的な手順は、JPBE.net のはじめよう! Haiku を参照して下さい。

 なお、VMWare で Haiku OS を起動した場合、VMWare のウィンドウ内をクリックすると、以降、マウスやキーボードの入力は Haiku OS 内で行われます。Ctrl+Alt キーを同時押しすると、入力が Haiku OS から解放され、Windows 側に制御が戻ってきます。

ハードディスクに Haiku OS をインストールする

 このやり方のメリットとしては、

が挙げられますが、難易度が高いので、ここでは扱いません。興味のある方は、JPBE.net の内蔵ドライブへのインストールEcolinux 上でのビルドを参照して下さい。

Haiku OS の使い方

※ここの内容を JPBE.net のはじめよう! Haiku に寄付しましたので、JPBE.net をご覧下さい。

 Haiku OS の使い方については、JPBE.net のはじめよう! Haiku を中心に情報があります。また、Haiku OS と ZETA という OS は親戚なので、ZETA Live CD 特集の情報も使えます。

 ここでは、SKY Drive Factory のツールを使うために必要な情報をまとめていきます。

基本的なファイル操作

 ファイルのコピーや移動などは、Tracker というソフトで実行します。Windows で言うとエクスプローラのようなソフトです。

 Haiku OS では、デスクトップ上の何もない場所でマウスを右クリックすると、ポップアップメニューが表示され、フォルダ階層がたどれるようになっています。

 Home という名前のフォルダが、Windows でいうマイドキュメントフォルダで、ここに自分のファイルを保存していきます。Home フォルダにマウスカーソルを合わせ、クリックします。

 Tracker で Home フォルダを開くことができました。ウィンドウの操作については、JPBE.net の ZETA Live CD 特集(デスクトップ等の基本操作説明)あたりをご覧下さい。

 ファイルのコピーなどの操作は、基本的に Windows と同じです。例えば、デスクトップにある Welcome というアイコンを、右ドラッグで Tracker の Home ウィンドウに持ってくると、ポップアップメニューが表示されます。「Copy Here」を選ぶと、Welcome アイコンが Home フォルダにコピーされます。左ドラッグだと Windows 同様、ポップアップメニューが表示されずにいきなり移動になります。今は練習ですので、元のファイルを残しておくために、移動ではなくコピーにしましょう。

 コピーしてきた Welcome を右クリックして、ポップアップメニューから「Move to Trash」を選ぶと、Welcome が削除されます(ゴミ箱に移動します)。

日本語環境を整える

 Haiku OS は初期設定では英語モードになっているので、日本向けの設定を行います。JPBE.net の Basho を使っている場合は、この作業は不要です。

 まずは表示フォントの設定です。デスクトップ右上の葉っぱのマーク(Windows のスタートボタンに相当)をクリックすると Haiku メニューが表示されます。Preferences→Fonts をクリックすると、Fonts 設定ソフトが起動します。

 ここで、フォントをすべて、日本語フォントである「Konatu」に設定します。ただし、Fixed Font だけは Konatu が選べないので、そのままにしておきます。設定が終わったらクローズボタン(黄色いタイトルバーの左端のボタン)を押して Fonts 設定ソフトを閉じます。

 フォントの設定を行わないと、日本語を表示したときに全て□で表示されてしまいます。これは豆腐現象などと呼ばれています。

 次はキーボードの設定です。先ほどと同じく葉っぱマークの Haiku メニューから、今度は Preferences→Keymap(Keyboard ではありませんので注意)を起動します。

 左側のリストで、US-International が選択されていると思いますが、これを Japanese にします。これをしないと、一部のキーボードの入力が行えません。

 また、右側の「Switch Shortcut Keys To Windows/Linux Mode」ボタンをクリックしましょう。これで、コピーやペースト作業を Windows と同じ Ctrl+C、Ctrl+V で行えるようになります(設定をしないと Alt+C、Alt+V になっています)。

 次は日本語入力 IM(インプットメソッド)のインストールです。Windows で言えば MS-IME や ATOK に相当するものです。これは、

/boot/optional/system/add-ons/input_server/methods/canna
/boot/home/config/add-ons/input_server/methods/
にコピーすることで行えます。Windows ではファイルパスを C:\SomeFolder\SomeDocument.txt というように「\」で区切って表示しますが、Haiku では「/」で区切って表示します。また、/boot というのは Haiku ドライブのことです。

 従って、デスクトップを右クリックして、Desktop→Haiku→optional→system→add-ons→input_server→methods と階層をたどっていき、methods フォルダを開きます。同様にして /boot/home 側の methods フォルダも開き、2 つの Tracker の methods ウィンドウ間で canna ファイルをコピーします。

 これで、日本語入力 IM である「Canna(かんな)」のインストールが完了しました。canna ファイルをコピーした途端、葉っぱマークのすぐ下にキーボードのアイコンが出現したことと思います。このアイコンをクリックするとポップアップメニューが表示され、Canna を選択すると日本語入力モードになります(半角/全角キーでも日本語入力モードにすることができます)。試しに、Haiku メニュー→Applications→StyledEdit としてテキストエディタを起動して文字を入力してみてください。日本語が入力できるはずです。

 お気づきかもしれませんが、日本語入力 IM をインストールしたのに、Haiku OS の再起動は不要です。直ちに日本語入力 IM が使えるようになっています。再起動がほとんど必要ないというのも、Haiku OS の便利なところの 1 つです。ちなみに、/boot/home の下の methods フォルダから canna を削除すると、かんながアンインストールされ、再びキーボードアイコンも消えます。

 なお、かんなよりも変換効率が高く、便利なアシスト機能も備えている日本語入力 IM「Anthy for Haiku」が公開されていますので、こちらをダウンロード・インストールするのも良いでしょう。

インターネットへの接続

 インターネットへの接続に際しては、特に設定は必要ありません。自動的に接続設定がおこなわれています。Haiku メニュー→Applications→BeZillaBrowser でブラウザ(実質 Firefox です)が起動しますので、Web ブラウジングが可能です。BeZillaBrowser は VMWare 下で動かすとかなり重いですが、ひとまずブラウジングはできるかと思います。日本語も問題なく表示できるはずですが、もしも文字化けするようでしたら、JPBE.net の日本語 BeTips(Mozilla の日本語環境設定 )が少し参考になるかもしれません。

 インターネットへの接続を細かく設定したい場合は、Haiku メニュー→Preferences→Network で行えます。

ネット上のソフトのインストール

 インターネット上では、多数の Haiku OS 用ソフト(Haikuware などと呼ばれています)が公開されています。これらのダウンロード・インストールについて簡単に説明します。

 基本的には、Haiku OS 用ソフトは、ダウンロードした zip ファイルを解凍して起動するだけで使えるものがほとんどです。LED 方向幕/電光掲示板 Maker を例に、一連の流れを説明します。もちろん、ソフトによっては異なるやり方のものもありますので、各ソフトのマニュアル等に従って下さい。

 まずはダウンロードですが、BeZillaBrowser でダウンロードリンクをクリックすると、ファイルを保存するダイアログが表示されます。「Save to Disk」を選択してから「OK」ボタンをクリックします。初期設定のままであれば、ダウンロードしたファイルはデスクトップに保存されます。

 ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。ダウンロードしたファイルが zip ファイルであれば、Expander という解凍用ソフトが起動します。「Destination」ボタンをクリックすると、解凍先を指定できます。お好みで構いませんが、ここでは Home フォルダにしておきます。

 「Expand」ボタンクリックで zip ファイルが解凍されます。たいていの場合、フォルダが新たに作成され、その中にたくさんのファイルが作成されます。その中から、ソフト本体と思われるファイルをダブルクリックして起動します。

 Windows とは異なり、Haiku OS の場合は、実行ファイルに .exe の拡張子は付きません。拡張子の無いファイル、特別なアイコンが付いているファイル、あるいは、赤・青・黄の三色のブロックのアイコンが付いているファイルが、たいていの場合、実行ファイルです。

Windows と Haiku OS 間のデータのやりとり

 Haiku OS のソフトで作成したデータを Windows 側で読み込んだり、その逆をしたりしたい場合があると思うので、その説明をします。

 1 つめのやり方は、USB メモリを介してデータのやり取りを行う方法です。

 USB メモリに Haiku OS をインストールした場合は特段の設定は不要で、Haiku OS をインストールした USB メモリとは別の USB メモリをパソコンの USB ポートに挿し、次のステップに進んでください。

 VMWare で Haiku OS を使っている場合は、少し設定が必要です。一旦 VMWare を終了してから、Windows 上で、メモ帳などのテキストエディタで .vmx ファイルを開いて下さい。内容を見ていくと、

usb.present = "FALSE"
と書いてある行があるはずですので、FALSE を TRUE に書き換え、
usb.present = "TRUE"
とします。該当行が存在しない場合は、新しく行を作成して下さい。修正後、.vmx ファイルを保存してください。それから VMWare で Haiku OS を起動し、USB メモリをパソコンに挿します。場合によっては、USB メモリをパソコンに挿した後、VMWare のデバイスメニューで、USB メモリを「接続(ホストから切断)」する必要があります。

 USB メモリをパソコンに挿すと、ダイアログが表示されるので、一番左の「Mount Read/Write」をクリックします。デスクトップに USB メモリのアイコンが表示されるので、ダブルクリックすると、Tracker で USB メモリのフォルダが開かれます。後は、他のフォルダと同じように、ドラッグ&ドロップでファイルの読み書きができます。Haiku OS で USB メモリにデータを書き込み、Windows 側からそのデータを読み込めば、データのやり取りが可能です。

 Haiku のリビジョンにもよりますが、USB メモリは NTFS ではなく FAT でフォーマットしてあるものの方が、読み書きできることが多いです。また、Haiku のリビジョンによっては、後述する KDL 状態となるなど、USB メモリの読み書きができない場合もあります。

 Windows と Haiku OS 間でデータをやり取りする 2 つめのやり方は、インターネットを利用する方法です。一口にインターネットを利用すると言ってもいろいろな方法がありますが、Haiku のリビジョンに関係なく、比較的安定して利用できるのは、アップローダを利用する方法です。

 ブラウザで利用できるアップローダにアクセスし、Haiku OS からデータをアップロード、Windows でデータをダウンロードします。

 最後に、かなり限定的な方法ですが、VMWare で Haiku OS を動かしていて、
LED 方向幕/電光掲示板 Maker などの画像データを Windows 側に渡す際に使える方法です。

 画像データを Windows で使いたい場合、「Windows 側でスクリーンショットを撮影する」という方法が使えます。まず、Haiku OS で、使いたい画像を表示します。Ctrl+Alt で VMWare の中から抜けて Windows に戻り、Windows のスクリーンショット撮影機能でスクリーンショットを撮影します。

KDL とは

 前にも述べたように、Haiku OS はまだ開発途上にあり、バグもあります。中でも、致命的なバグに遭遇した場合は、KDL と呼ばれる状態になります。KDL というのは Kernel Debugging Land の略で、Windows でいうブルースクリーンに相当します。画面上部が白地に黒文字の、次のような画面になります。

 こうなるとお手上げで、パソコンを再起動する以外に手はありません。ただし、再起動の前に、「exit」と入力してエンターキーを押してみましょう。奇跡的に復活する場合があります。

もう少し Haiku OS を使ってみる

 これまでの説明で、一通り Haiku OS を使えるようになったかと思います。ここでは、もう少し便利に Haiku OS を使うための情報を提供します。必須内容ではないので、必要に応じて読む程度で大丈夫です。

Tracker の設定を変更する

 頻繁に使う Tracker は、自分好みの設定にしておく方が何かと使い勝手が良いです。ここでは、JPBE.net の Basho Live USB 2009 にだいたい設定を合わせていますが、お好みでご自由にどうぞ。

 Haiku メニュー→Preferences→Tracker を選択すると、Tracker の設定ソフトが起動します。

 左側のリストから「Windows」を選び、「Single Window Navigation」にチェックを入れると、フォルダをクリックする度に新しい Tracker ウィンドウが開くのではなく、1 つの Tracker ウィンドウでフォルダをたどれるようになります。「Show Navigator」にチェックを入れると、進むボタンなどが表示されて便利です。

 Tracker のウィンドウを開いた状態で「Show Navigator」の設定を行うと、チェックを入れた瞬間に Tracker ウィンドウが変化するのが分かると思います。Haiku OS ではほとんど再起動が必要ないというのと関連する部分でもあるのですが、基本的に、Haiku OS では、設定は直ちに反映されます。Windows のように「OK」ボタンを押してダイアログを閉じると初めて設定が反映されるとか、再起動すると初めて設定が反映されるとか、そういうタイムラグはありません。直ちに設定が反映されるのを「ライブ(生)」と表現したりしますが、Haiku OS の基本はライブです。Haiku OS だけではなく、Haiku 用のソフトもライブであるものが多いです。

 話が少し逸れましたが、引き続き Tracker の設定を行っていきます。「Date and Time」は、「24 Hour」「Year-Month-Day」にします。「Volume Icons」の「Show Space Bars on Volumes」にチェックを入れると、ドライブの空き容量がわかりやすくなります。

 設定を終えたら設定ソフトのウィンドウを閉じます。

フォントの追加


 LED 方向幕/電光掲示板 Maker を利用していると、もっといろいろなフォントを使いたくなるかもしれないので、フォントを追加する方法を説明します。

 フォントの追加も簡単で、基本的には、

/boot/home/config/fonts/ttfonts/
フォルダに TrueType フォントファイル(拡張子が .ttf のファイル)をコピーするだけです。

 最初は、fonts フォルダの下に ttfonts フォルダが存在しないので、作成する必要があります。Tracker で fonts フォルダを開き、ウィンドウの中でマウスを右クリックするとポップアップメニューが表示されるので、New→New Folder を選択します。新しいフォルダが作成され、フォルダ名を入力できる状態になるので、ttfonts と入力してエンターキーを押します。

 フォント追加の例として、VL ゴシックフォントを挙げてみます。リンク先のサイトからフォントをダウンロード、解凍し、中に含まれている VL-Gothic-Regular.ttf と VL-PGothic-Regular.ttf の 2 つのファイルを
/boot/home/config/fonts/ttfonts/
フォルダにコピーします。フォント追加時も、Haiku OS の再起動は不要です。Haiku メニュー→Applications→StyledEdit でテキストエディタを起動し、Font メニューを見てみると、追加した VL Gothic と VL PGothic の 2 つのフォントが選べるようになっているはずです。

 このように簡単に追加できるフォントですが、中には、厄介なものもあります。TrueType コレクション(拡張子が .ttc になっているフォント)を使うためには、面倒な手順が必要です。参考までに、やり方を掲載します。

 ttc フォントファイルを使えるようにするためには、ttc2ttf を利用します。ダウンロード・解凍してください。ttc2ttf は「コマンドラインプログラム」と呼ばれるタイプのソフトで、ダブルクリックしても起動しません。

 まず、Haiku メニュー→Applications→Terminal を起動します。解凍した ttc2ttf があるフォルダを Tracker で開き、ttc2ttf を Tracker から Terminal にドラッグ&ドロップします。続いてキーボードから「 -0 」(スペース、ハイフン、ゼロ、スペース)を入力し、最後に、ttc フォントファイルを Terminal にドラッグ&ドロップします。各ファイルの位置にもよりますが、Terminal の表示は次のようになっていることと思います。

 この状態でエンターキーを押すといろいろ表示され、最後に complete と出ます。
/boot/home/
フォルダに、new0.ttf、new1.ttf……というように .ttf ファイルがいくつかできていると思いますので、これを
/boot/home/config/fonts/ttfonts/
フォルダにコピーするとフォントが使えるようになります。

空き容量が不足してきたら

 ここで紹介した方法で Haiku OS を使っている場合、Haiku OS 用のディスクスペースはたった 500MB くらいしかありません。大きなデータを扱っていると、空き容量が不足してきます。

 空き容量を増やすには、不要なファイルを削除するのですが、ただ削除しただけでは、ゴミ箱にファイルが移動するだけなので、空き容量は増えません。2009 年 7 月現在、Haiku OS のゴミ箱は容量制限が無く、いくらでもゴミ箱にファイルがたまっていきます。従って、いくらファイルを削除してもちっとも空き容量が増えません。この辺りは、Windows のように、一定サイズを超えたら本当にファイルを削除して、空き容量を増やすような仕組みにしてほしいところです。

 さて、空き容量を増やすには、ゴミ箱を空にするという作業を行います。デスクトップのゴミ箱アイコンを右クリックして、「Empty Trash」しましょう。これで空き容量が増えます。

参考リンク集


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